第三章 遠吠えは闇に木霊する
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車内は冷蔵庫のように寒いし、二段ベッドの上の金具は外れかけていて落ちそうだし、おまけにコンパートメント内のトイレは水が流れないし…。楽しかったなぁ。巡回してきた車掌さんに事情を話したら、乗車賃の一部を払い戻しすると約束してくれたけど、終着駅で再び顔を合わせたら「トイレが流れなかったのはあなたのところだけだったよ」と高らかに笑いながらあっさりと水に流されてしまった。流れて欲しいのはそっちじゃなかったのに。本当に楽しかったなぁ。
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