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第三章 遠吠えは闇に木霊する
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 以下のリンクからTABITOのタイトルページへ移動。ページ中央に現れるドアをクリックして開けておいてから、キーボードで「↑↓←→BA」の順に打ち込む。入力が終わると・・・。
 ページの上部にある「GAME」をクリック。現れたページの左下にあるBETボタンを押してスロットゲームをスタートする。20連荘を超えると・・・。
 ページ上部の「WAYANG」からジャンプ。現れたメニューの「ワヤン・デジタル」を選び、サブカテゴリーの「ワヤンを動かす」を開く。ワヤンの人形が登場してからブラインドタッチの左手分担キーを押すと・・・。
 ブラウザの設定によっては一部の仕掛けがうまく作動しない場合もあります。基本的には既存のコンテンツの使い回しなのでお暇な方だけどうぞ。

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 建てられた住居はどれもが高い耐震性を備える半球型をしていて、住居ばかりではなく、居住区に併設された共用トイレ、マスジッド、幼稚園、診療所に至るまで全て同様の形をしている。外部からその居住区に近づくと、整備された土地の上にポコポコと不規則に並ぶ不思議な白い半球型の建物が椰子の合間から顔を出し、周囲の田畑の景色とはまるでそぐわないその一角は、それを目にする者に少なからぬ違和感を与える。

(ジョグジャ通信2007年5月号からの抜粋)


 ホームページを更新しました。興味のある方は以下のリンクからどうぞ。ページ上部にある「JOGJA」をクリックすると「ジョグジャ通信」というメニューが現れるので、そちらから入れます。



追記

 アディスチプト空港の南に点在する小さな遺跡群を回るついでに、久し振りにドーム・ハウスに立ち寄りました。更地に並ぶ白い半球体という風変りな景観で、一時は観光地としても有名になったこのドーム・ハウスは、もともとはジョグジャ大震災の復興支援の一つとして建設されたものでした。数年ぶりに彼の地を訪れてみると、当時はなかったバナナの木が背丈の低いドームを取り囲むようにして茂り、強い陽射しを照り返して真白く輝いていたドームも幾分黒ずんで亀裂が目立ち、随分と雰囲気が変わっていました。家族が増えて手狭になったのか、はたまた専用トイレが欲しくなったのか、ドームに隣接してコンクリート・ブロックで増築を試みる家もチラホラと見受けられました。構造線に近い土地だけに、来るべき地震に備えて建てられた屈強なドーム・ハウスではありますが、増築した部分が倒壊してしまえば何にもならないではないかと思ったりもしましたが、敢えてそれは口にはするまい。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と言った感もありますが、いつか起こるかもしれない地震に対する備えよりも、日々の生活を優先せねばならないという拠所なき事情による増築だと理解することにしました。それにしてもあの大震災から既に5年の歳月が流れたとは…。
 この更新を持ちましてTABITOのジョグジャ・ライフのコーナーは打切りとさせて頂きます(ジョグジャでの生活はまだ続きます)。これにかわる新コーナーの設置は目下検討中です。ジョグジャ・ライフへは以下のリンクからどうぞ。ページが開いた後、「JOGJA」、「ジョグジャ・ライフ」の順でクリックして下さい。今回ユーザーインターフェースに手を加えたので操作方法が変わりました。マウスホイールがある方はホイールをグリグリするとメニューが上下に移動します。ない方はキーボードの上下キーを押すとメニューがもっさりとスクロールします。



後記

 ジョグジャ・ライフを始めたばかりの三年前と比べると色々なことが変わった。あの頃はまだ未舗装で、山羊が草を食む田んぼの間の凸凹道は、道幅が広がってアスファルト化された。まだ腰の高さほどしかなく、枯れ木の装いだったマンゴーの木は、気が付けば見上げる高さにまで生長し、大きく枝葉を広げている。噴火で火口の一部が欠けたムラピ山は標高が少し低くなったばかりか、天辺が平らになって幾分見て呉れも悪くなった。田畑が広がっていた場所には次々と新興住宅地が生まれ、それに連れて地価も物価も上がり続けている。人気店はどんどん支店を増やし、そうでない店は片端から姿を消した。人が近寄ると腰を低く落として唸った幼い三毛猫でさえ、今では進んで人にまとわりついて、猫撫で声を出して食べ物をせがむようになった。月日の流れは本当に早くてまったくどうかしている。それでも水牛が田んぼの隅にできた水溜りに浸りながら日中の暑さを凌ぐ様子は以前のままだし、乾季を前に田植えをする女性達の賑やかなお喋り声も変わるところはない。遠目に眺めればムラピ山の明峰ぶりは健在だし、庭のマンゴーだって相変わらず実を付けようとはしない。値段も味も、料理だって据置きのワルンはいつだって人集りだし、道々で鳴り響くクラクションも止むことはない。イエヒメアリとシロアリに蝕まれているとは言っても、借家は倒壊するわけでもなく今も建ち続けている。ジョグジャ・ライフの3年半、千枚の写真で伝えたかったのは結局そういうことなのかも知れない。
 マサカン・インドネシアに1ページ追加しました。今回新たに加わったメニューは以下の通りです。

 Bihun Goreng (ビーフン・ゴレン)
 Bubur Manado (ブブール・マナド)
 Cumi-Cumi Cabe Hijau (チュミチュミ・チャベ・ヒジョウ)
 Lotis (ロティス)
 Nasi Liwet (ナシ・リウェッ)
 Sate Jamur Tiram (サテ・ジャムール・ティラム)
 Sayur Bayung (サユール・バユン)
 Sayur Lodeh (サユール・ロデ)
 Soto Daging (ソト・ダギン)

興味のある方は下記のリンクからどうぞ。ページ上部にある「JOGJA」をクリックすると「マサカン・インドネシア」というメニューが現れるので、そちらから入れます。



追記

 ナシゴレンやイカンバカールのように、インドネシアでは食材の名前と調理方法の組み合わせが、料理名になっていることが多いです。参考までに基本的な調理方法と主な食材を以下に挙げてみます。情報が偏っているような気もしますが、これさえ頭に入れておけば日本語/英語メニューを置かない一般食堂や路肩の屋台でも、それなりに注文ができるはず。

《基本的な調理方法》

 Bakar (バカール) : 炭火で焼く
 Bubur (ブブール) : 水を多くしてクタクタに炊く
 Ca (チャ) : 炒めてから少しスープを加える
 Goreng (ゴレン) : 揚げる
 Kukus (ククス) : 蒸す
 Panggang (パンガン) : (遠火で)炙る
 Pepes (ペペス) : バナナの葉で包んでから蒸し焼きにする
 Rebus  (ルブス) : ゆでる
 Sate (サテ) : 串焼きにする
 Tumis (トゥミス) : 多めの油で炒める


《主な食材》

 -主食―
  Nasi (ナシ) : ご飯

  Mie (ミー) : 麺
  Kwetiau (クウェティアウ) : 米粉の平麺
  Bihun (ビーフン) : 米粉の細麺

  Roti (ロティ) : パン

 -野菜―
  Sayur (サユール) : 野菜全般

  Brokoli (ブロコリ) : ブロッコリー
  Cabai Hijau (チャベ・ヒジャオ) : 緑トウガラシ
  Jamur (ジャムール) : キノコ
  Kacang Panjang (カチャン・パンジャン) : ささげ
  Kangkung (カンクン) : 空心菜
  Sawi (サウィ) : 白菜
  Tauge (タオゲ) : モヤシ
  Terong (テロン) : ナス

 -大豆―
  Tahu (タフ) : 豆腐
  Tempe (テンペ) : テンペ(無塩醗酵大豆食品)

 -肉―
  Daging (ダギン) : 肉全般

  Ayam (アヤム) : 鶏
  Babi (バビ) : 豚
  Bebek (ベベッ) : アヒル
  Kambing (カンビン) : 山羊
  Sapi (サピ) : 牛

 -魚介―
  Ikan (イカン) : 魚

  Cumi-Cumi (チュミチュミ) : イカ
  Kepiting (クピティン) : カニ
  Kerang (クラン) : 貝
  Lele (レレ) : ナマズ
  Udang (ウダン) : エビ

 -その他―
  Bakso (バッソ): 挽肉にサゴ椰子の澱粉を加えて丸めた団子
  Telur (テルール): タマゴ

  Sambal (サンバル) : 唐辛子ペーストを土台にしたソース
 ジョグジャ・ライフを4月15日まで更新しました。興味のある方は以下のリンクからどうぞ。ページ上部にある「JOGJA」をクリックすると「ジョグジャ・ライフ」というメニューが現れるので、そちらから入れます。



 ジョグジャ・ライフで去年の今頃を振り返ってみると、4月9日の「さかさムラピ」が目に留まりました。使われた写真はムラピ山の中腹にある砂防ダムから水面に映る山影を撮影したものですが、この半年後に満々と水を湛えていたこのダムはすっかり砂に覆われてしまいます。昨年10月末に活性化したムラピ山の噴火によって生じた大量の火山泥流は、深さ40mの砂防ダムをあっという間に呑み込み、一時は砂で埋まった堰堤の上を濁流が走るという異常な事態に陥りました。もともとムラピ山の噴火に備えて作られた砂防ダムではあったのですが、人智の及ばぬ自然の力を前にして、その効果を十分に発揮することはできなかったようです。その後の懸命な復旧作業によって本来の機能を取り戻しつつある砂防ダムですが、以前のような「さかさムラピ」が見られる日はまだ先のことになりそうです。つくづく人間という奴は大自然に対して無力だと痛感した出来事でした。
 9世紀半ばに建立されたこの大乗仏教の石造建築は、道路を隔てて北と南の二つの寺院群に分かれている。(中略)本来この寺院は西を正面として参道が設けられていた。けれども今はすぐその横に田んぼが広がっていて、境界には柵が設けられているので、そこからの出入りはできない。寺院群とは言うものの、きちんと修復されているのは2棟の僧院と幾つかの仏塔ぐらいで、あとは所々に見られる断片的に組み上げられた外壁の一部と、瓦礫の山が広がっているだけである。

(ジョグジャ通信2007年4月号からの抜粋)


 ホームページを更新しました。興味のある方は以下のリンクからどうぞ。ページ上部にある「JOGJA」をクリックすると「ジョグジャ通信」というメニューが現れるので、そちらから入れます。



追記

 かれこれ4年も前の話だから当然と言えば当然だけれど、あの頃に比べるとプラオサン寺院も随分と雰囲気が変わりました。選り分けて集められているとは言っても、当時は瓦礫の山にしか見えなかった石のブロックが、今ではしっかりと積み上げられて幾つもの仏塔が復元されました。すき放題に生い茂っていた雑草は刈られ、史跡公園としての整備も進みました。また寺院の西側の、かつては田んぼだった場所も土地の買収が進んだようで、着実に発掘が進んでいます。刻一刻と在りし日の姿を取り戻そうとするその様子を嬉しく思う一方で、朽ちた遺跡が持つ独特の侘しさが失われていくことに一抹の寂しさも感じます。埋もれた石が作る凸凹の上を歩く羊の群れも、もう目にすることはないのだなぁ、と。
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