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第三章 遠吠えは闇に木霊する
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 ジャカルタ周辺やバンドゥンにあるBlitzmegaplex系の映画館でシャールク・カーン主演の「Ra. One」の公開が始まった。シャールク・カーンと言えば、数ヶ月前にスラウェシ島のゴロンタロの警察機動隊員がシャールク主演の「Dil Se」の有名な一場面を真似たことで、間接的にではあるが脚光を浴びたばかりである。その記憶も新しい内に公開されたこの映画は、インドネシアに入ってくるインド映画としては珍しく、封切前にテレビでコマーシャルが流されたり、インフォテイメント系の番組で盛んに取り上げられたりするなど、プロモーション活動に余念がなかった。同じシャールクが主演する2010年公開の「My Name is Khan」では、この映画がインドネシア各地にあるCinema 21系の映画館で上映されたにも関わらず、それほど大きな宣伝が行われなかった事と比べると随分な違いである。インド映画好きとしては豪華なキャスティングやCGを駆使したトレイラーに興味をそそられないと言えば嘘になるが、ヒンディー映画初の本格的SFヒーローものであることや、またこれまでのインド映画に比べて破格の制作費であるらしいことに何やら引っ掛かるものがある。そんなこともあって素直に映画館へ足を運ぶ気になれずにいる訳だが、たとえ出掛けて行ったとしても、そもそもジョグジャの映画館では上映すらされていないのだから話にならない。普段は悪の巣窟ぐらいに思っている首都ジャカルタ暮らしが羨ましく思えるのはこんな時だ。
 さて、日本では「ムトゥ踊るマハラジャ」の印象があまりに強かった為か、インド映画に対しては多分に偏った先入観が出来上がっているように思える。あたり前の話だが、一口にインド映画と言っても多種多様で、いきなり訳も分からずに踊りだすわけではもちろんない。一年間の制作総数においてハリウッド映画を上回り、ハリウッド映画に比べれば実に小さな制作費で、質的には勝るとも劣らない名作を作り続けている。日本で大々的に公開されてこなかったのがむしろ不思議なほどである。少し前からリンクを張らせて貰っている「ポポッポーのお気楽インド映画」はそんなインド映画の魅力を紹介する貴重なサイトだ。興味のある方はぜひ一度覗いて頂きたい。ただそこで興味を持った映画があったとしても、インドネシアならいざ知らず、日本でどのようにしてそれらの映画を手に入れたら良いのかは頭を抱えてしまうところである。
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