第三章 遠吠えは闇に木霊する
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インドネシア語では固有名詞の普通名詞化がしばしば起こる。ある普通名詞を代表する製品やその製造元の名前が広く社会に浸透して一般化されることで、本来は固有名詞の単語が普通名詞として使われるようになるのだ。例えばスクーター型バイクなら製造元を問わずに「ホンダ」だし、電動ポンプなら「サンヨー」、耕作機なら「クボタ」でミニバスなら「コルト」、圧力鍋なら「プレスト」でアンカーボルトなら「フィッシャー」と言った具合に。変わったところだとカリカリの衣の付いた揚げ物のことを「ケンタッキー」なんて呼んだりもする。だとするとタイヤは「ブリヂストン」で「ブリヂストンがパンクした」とか、プリンターは「エプソン」で「エプソンの調子が悪い」なんて言葉を耳にする日も・・・。
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