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第三章 遠吠えは闇に木霊する
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 この更新を持ちましてTABITOのジョグジャ・ライフのコーナーは打切りとさせて頂きます(ジョグジャでの生活はまだ続きます)。これにかわる新コーナーの設置は目下検討中です。ジョグジャ・ライフへは以下のリンクからどうぞ。ページが開いた後、「JOGJA」、「ジョグジャ・ライフ」の順でクリックして下さい。今回ユーザーインターフェースに手を加えたので操作方法が変わりました。マウスホイールがある方はホイールをグリグリするとメニューが上下に移動します。ない方はキーボードの上下キーを押すとメニューがもっさりとスクロールします。



後記

 ジョグジャ・ライフを始めたばかりの三年前と比べると色々なことが変わった。あの頃はまだ未舗装で、山羊が草を食む田んぼの間の凸凹道は、道幅が広がってアスファルト化された。まだ腰の高さほどしかなく、枯れ木の装いだったマンゴーの木は、気が付けば見上げる高さにまで生長し、大きく枝葉を広げている。噴火で火口の一部が欠けたムラピ山は標高が少し低くなったばかりか、天辺が平らになって幾分見て呉れも悪くなった。田畑が広がっていた場所には次々と新興住宅地が生まれ、それに連れて地価も物価も上がり続けている。人気店はどんどん支店を増やし、そうでない店は片端から姿を消した。人が近寄ると腰を低く落として唸った幼い三毛猫でさえ、今では進んで人にまとわりついて、猫撫で声を出して食べ物をせがむようになった。月日の流れは本当に早くてまったくどうかしている。それでも水牛が田んぼの隅にできた水溜りに浸りながら日中の暑さを凌ぐ様子は以前のままだし、乾季を前に田植えをする女性達の賑やかなお喋り声も変わるところはない。遠目に眺めればムラピ山の明峰ぶりは健在だし、庭のマンゴーだって相変わらず実を付けようとはしない。値段も味も、料理だって据置きのワルンはいつだって人集りだし、道々で鳴り響くクラクションも止むことはない。イエヒメアリとシロアリに蝕まれているとは言っても、借家は倒壊するわけでもなく今も建ち続けている。ジョグジャ・ライフの3年半、千枚の写真で伝えたかったのは結局そういうことなのかも知れない。
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